ニセコはアンヌプリ温泉や昆布温泉、五色温泉など、多様な温泉が楽しめる温泉地です。スキーやスノーボードなどのレジャーが盛んな観光地として知られていますが、温泉郷としても根強い人気を誇ります。本記事では、ニセコにある代表的な温泉地について詳しく紹介します。ニセコでの温泉旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
アンヌプリ温泉
アンヌプリ温泉は、標高約1,300メートルの火山であるニセコアンヌプリの南麓に湧き出る天然の温泉です。徒歩数分の距離にスキー場があり、スキーと温泉の両方を楽しみたい方に最適な場所です。アンヌプリという名前はアイヌ語で「崖のある山」を意味します。最寄りの空港は丘珠(札幌)空港と新千歳空港で、新千歳空港から車で約130分の距離にあります。泉質は炭酸水素塩泉で、神経痛や筋肉痛、五十肩、関節のこわばり、消化器循環障害、皮膚乾燥症、うつ状態、切り傷、冷え性などに効能があります。とくに肌の古い角質や毛穴の汚れを優しく落とし、肌をつるつるにする効果があるため、美肌の湯として知られています。美肌効果に優れた泉質のため、肌のケアに役立つ温泉を求める方にもおすすめです。
昆布温泉
昆布温泉は、ニセコアンヌプリの表登山口付近に湧く天然の温泉で、ニセコエリアでは最大規模の温泉地です。温泉法に基づき環境大臣が指定する国民保養温泉地にも選ばれており、のちに紹介する湯本温泉や五色温泉と合わせて「ニセコ温泉郷」と呼ばれています。最寄りの空港は丘珠(札幌)空港と新千歳空港で、JR函館本線のニセコ駅からはバスで約20分です。近隣には宿泊施設が豊富にあり、日帰り入浴だけでなく宿泊を希望する方にもおすすめです。泉質は温泉地ごとに異なり、効能としては切り傷や末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、慢性関節痛、疲労回復、健康増進、自律神経不安症、痔の痛みなどがあります。塩化物泉や炭酸水素塩泉、硫黄泉など多様な泉質があるため、効果を重視する際は事前に泉質を確認して利用する温泉地を選ぶとよいでしょう。自然に囲まれた場所に大浴場や露天風呂を設けている施設が多く、入浴しながら四季折々の自然を感じられるのも大きな魅力です。
五色温泉
五色温泉は、昆布温泉や湯本温泉と並び、ニセコ温泉郷のひとつに数えられる天然の温泉です。ニセコアンヌプリとイワオヌプリの二つの山の間の凹地に湧き、硫黄が混ざっているため、日によってお湯の色が変わるのが大きな特徴です。近隣には登山スポットやゴルフ場があり、一年を通して様々なレジャーが楽しめます。泉質は酸性・含硫黄、マグネシウム・ナトリウム・カルシウム、硫黄塩・塩化物泉で、主な効能には神経痛や慢性消化器病、五十肩、冷え性、関節痛、筋肉痛、高血圧症、動脈硬化、やけど、切り傷などがあります。五色温泉の名前の由来には諸説ありますが、お湯の色が日によって変わることや複数の泉質があることが由来だといわれています。
五色温泉はニセコアンヌプリとイワオヌプリの間に位置し、温泉に浸かりながら両山の美しい山並みを楽しめるのが特徴です。広大な自然に包まれたロケーションの露天風呂があり、ニセコならではの景色を満喫したい方に最適です。スキーや登山を楽しむ旅行者にとってもアクセスしやすく、アクティビティ後の疲れを癒す場として多く利用されています。
湯本温泉
ニセコ湯本温泉は、ニセコ連峰のチセヌプリ南側に位置する温泉地です。大湯沼から湧き出る温泉を引いて利用しており、昆布温泉と同様に温泉法に基づいて環境大臣が指定する国民保養温泉地に選ばれています。昆布温泉や五色温泉と並び、ニセコ温泉郷のひとつとして数えられ、大湯沼は観光スポットとしても有名です。泉質は硫黄泉で、切り傷や糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、冷え性、高血圧、疲労回復、健康増進、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症などに効能があります。硫黄泉は生活習慣病の湯とも呼ばれ、動脈硬化や高血圧、高血糖への効果も期待されます。また、高い殺菌性能があり、美肌効果を求める方にもおすすめです。